赴任先の園の設備環境をレポート!

赴任先の園の設備環境をレポート!

テンダーラビング保育園関口の堂地先生こと『なお先生』がJICAの青年海外協力隊としてカメルーンへ!!

現地でも保育士としてご活躍されます。


今回は園内の環境についてお伝えします。

壁には壁面飾りや、教室内での約束事(挨拶、物を大切にする、友だちとの関わり方など)が掲示されています。

教室には、机といすと黒板、棚やゴミ箱がありますが、とても古くて欠けたままになっていたり、壊れたものを何とか修理したりし使っていたりすることも多いです。

 

また、園内のトイレは水洗ではなく日本のボットン便所のような作りになっています。
屋内にトイレがない園では、園舎裏をトイレの場所としていて、衛生的な問題も感じています。

更に、園には水道がなく、手洗いのための水は隣接された小学校から毎朝、当番や頼まれた小学生が水を運んできてくれます。
先生がその水を蛇口つきタンクに写したり、ペットボトルに入れたりして、限られた量で1日の手洗いを行っています。軽食前やトイレ後には少量の水で手をしっかり擦って、上手に手洗いをしています。一方で、断水が数日続いて、手洗いができないこともあります。

現場に来て、明るく逞しい先生や子どもたちからエネルギーを感じる一方で、インフラレベルから改善しなければ解決できないことも多々あり、日本の園環境との大きな違いを感じて、複雑な気持ちになることもあります。

 

今回は、先生が赴任されている園の設備環境をお伝えして頂きました!日本との違いに驚いた方も多いのではないでしょうか?

次回の配信もお楽しみに♪


♥なお先生のプロフィール♥

◇名前:堂地 由緒(どうち なお)

◇趣味:旅行

JICAの青年海外協力隊志願のきっかけ:学生時代に1ヵ月間海外ボランティアに参加。日本と海外の違いを目の当たりにし、衝撃を受けた。保育士になった後に他国の保育園をいくつか訪問。その上でもっと自分の目で見て学びたいという想いのもと志願。